九十九研究所@企業コレクション〜じゅげむ本店

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親会社同士の譲り合いっこで揺れるお子様の行き先について
 今回の件は、皆さん様々に語っているようで、実は私はあまり今回の件は関心がなかったことは事実である。聞いた時にも、ふーんとしか思わなかったことは事実であるし、もう一つのブログにTBやコメント頂き様々な人々が投稿している事実が分り関心の高さが理解できたのである。いつも気にかけてくれる盟友のヤガマニアと My -favorite things のヤガマニア氏、今回早期にTBを頂いた=社説は語る=のko-bar-ber氏の記事がおもしろくブックマークまでさせて頂いたし(機能移転中のこっち側のブログね。)触発されたのは事実である。

 ※今回 TB 及びコメントを頂いた諸氏にあつく御礼申し上げます。
 外部の苦心している人々が現体制を好感すること自体が、私自身すでに危なさを感じている。 現体制下の製品戦略の無さは誰の目にも明らかだ。今回の提携自体が子会社化される側にとってどれほど実情を糊塗した挙句、根本的な問題を改善しないままで全てを払拭できる提携であると思っているようだ。泥舟の親外資の株式売却への緊急避難的な今回の提携劇だが、両社の相乗効果というより株式売却側の戦略無き経営が逆に露呈した形である。

 一般的に、戦線が崩壊する寸前であるいくつかのラインナップを維持することは当面困難が予想される。迷走する竹中体制下で状況が改善しないのであれば、安易にフルライン化は目指さず、採算性の低い方面への投資を出来るだけ減らし、資材を引き上げて製品戦略を立て直す方が良い。 提携側は世界的に兵站が伸びきっていると思われ、委託生産を依頼するであろうから、早期に増産体制を構築する必要がある。

 株式引き受け側の思惑は、様々である。今言われているいくつかのメリットは一応全て当てはまる内容であろう。高性能4WD技術や軽自動車技術、さらには航空機技術をグループに取り込もうという狙いがあるのは誰の目にも明らかだ。まあ、引き受け側の最も目指しているものは何かと考えてグループの中でどう立ち回るかそういったあたりは、前回の提携先であった泥舟の親外資や興銀やルノー日産で学んだはずであるから彼らの思惑は理解できるであろう。

 翻って、株式引き受け側の思惑を推測してみよう。彼らが最も望むのは、シェアと規模である。今後数年でグローバルで12%〜15%のシェアを持っていきたいと考えているはずだ。極東市場、北米、アジア、BRICs4、そして一番の牙城欧州と順次シェアと規模を拡大するはずである。(BRICs4の一部とアジア一部はこの際除く。) その数年の戦略の中で、彼らの補ってもらいたい部分をあげてみよう。一つはビッグ3との摩擦である。現地生産化目指し、米国企業化していくであろうから、現地生産化の側面支援を、欧州市場のシェア取りは領土間格差が著しいので手を焼くはずであるから、欧州向けの製品自体を高品質に大量に供給できる体制を構築しているほうがよい。この際自社での商品企画は無視してもよい。なにせR1、R2の前歴があるから親側から企画と骨格だけ渡されて業務を忠実に遂行する事が求められるであろう。尚、親からみた子飼いの在り様はダイハツのような位置付けになるであろうから、(この際建前や株式比率は別として)愚直に業務をやり上げて丁度よい。

 もうひとつの懸念は、次世代車をめぐる一連の動きである。親側は最も利益率が上げるレクサスのバッチをつけてフルハイブリッド化を目指す動きを取ろうと考えるであろう。パナソニックEVエナジーを完全子会社化を図っており、かなり先行投資しているはずだ。今はフルハイブリッド化を完成させ、投資回収分を早期に行いたいはずである。また、BMWグループ、ダイムラークライスラーAG、及びゼネラルモーターズ・コーポレーションのハイブリッド自動車の駆動システムの共同開発に関し、3社対等で戦略的に協力するための覚え書きに調印した件についても欧州市場でこのような動きがあったこと自体かなりあせりを感じているはずである。中継ぎの感のあるハイブリッドを何としても数年で達成台数を確保しなければ、次世代車の先行投資分が回収が困難が予想され、利益率が高い稼ぎ頭を失いかねないからだ。ここまで言えば提携を進んで望んだ側の立ち回りの施策も見えてこよう。自社で開発している次世代の独自技術ももちろん彼らは視野に入れての提携であろう。まあ、上記記載した親からの注文は様々だが、親の真似や親の生産面での悪影響はなんとしても避けなければならない。

 竹中さんも新宿や三鷹や太田を早急に掌握しなければ、親の注文は達成できず、あなたの椅子も危ういのではないか。なにせ小型で恥ずかしい結果を出しただけにレガシィ頼みの経営者や、親の顔を見すぎて計数管理が出来ない管理経営者などと市場から思われているみたいなので、ここからが本当の正念場であるのは事実である。前回の泥舟の親外資ようにはいかず高い水準を示さなければならないであろう。

 まあ、自社の優秀な人材の中からこのような考えはずぐに出てくるであろうから、私が言ってもしゃーないんだけどね。今現時点で思うところはそんなところ。

■ 記事参照元

http://news.google.co.jp/nwshp?ned=jp&ncl=http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051007ib05.htm&hl=ja

■ 関連記事

案件先の行く末を考えてみる〜適当にテスト投稿
http://ameblo.jp/tukumo-k-type/entry-10004167267.html

■ 追加関連

東証IRに関して (社長さんもう一回ここら辺読み直してみて)
http://www.tse.or.jp/listing/b_listing/ir/kaisetsu_16.html

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■ 追加関連 〜トレーダーの夢のあと

富士重株が反落、26円安の614円・自社株買い成立
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051007AT1D0706207102005.html

■ 以下日経

 7日の東京株式市場で、トヨタ自動車による株式取得を発表した富士重工業が反落し、前日比26円(4.1%)安の614円で取引を終了した。前日はトヨタとの提携効果を期待した個人投資家などの買いが殺到してストップ高となったが、この日は一転して利益確定売りが優勢となった。

 富士重は同日朝、米ゼネラル・モーターズ(GM)の売りを吸収する形で自社株買いを実施し、約3550万株を取得した。 (20:24)


※この考察記事はアメブロ本店からの転記記事です。
http://ameblo.jp/tukumo-k-type/entry-10004946016.html

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