九十九研究所@企業コレクション〜じゅげむ本店

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【決算】販売不調が響き富士重工業は減収,1000人規模の人員削減案も発表
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051108/110520/
 付け焼刃ですな。

 迷走する富士重工。現段階の迷走を招いたのは、竹中恭二社長によるところが大きい。自社内では様々な派閥があり、掌握できているかが、この企業のキモである。GMとの提携関係では積極的に調達部品共有化等を取り、極東子飼いの中で忠誠心を見せてきたが、親の選び方自体が悪かったと言える。

 GMと提携関係を結ぶとの一報が入った時は、"まじでヤバイだろそれは"的な嫌な感じを嗅ぎ取ったのが最初の印象。もうその当時から、GM自社内であまり宜しくない製品群ばかりであって、革新的な製品を開発している痕跡すらなかったと思う。

 今回の不採算事業である北米の生産子会社SIA社にしても最初から体制の整っていないいすゞ自動車の車両を受託生産していた内容も弱すぎた。契約が2004年7月に解消し、SIA社単体の減収分は223億円であり,これを穴埋めすることができなかったのも大きい。また「レガシィ」や「R2」にしても、これがスバルが送り出して来たものなのかと乗ってみて驚いたが、製品技術や優れた実験部乗り味の継承がされていなかったのもファン離れを起したかもしれない。

 なので竹中氏在位中は経営に不安であるのが正直な印象である。


■以下記事

 富士重工業は,2005年上半期(2005年4〜9月)の連結決算を発表した。売上高は6671億円,営業利益は174億円を計上。前年同期と比べて,売上高は3.4%(237億円)減ったが,営業利益は12.3%(19億円)増えた。販売台数の減少やプロダクトミックスといった減益要因を,合理化によるコスト削減などで挽回した形。通期では増収になるものの,営業利益は対前年同期で減る見込み。

 減収分237億円のうち,そのほとんどは北米の生産子会社(富士重工業100%出資)であるSubaru of Indiana Automotive(SIA)社によるもの。SIA社では,いすゞ自動車の車両を受託生産していたが,この契約が2004年7月に解消。SIA社単体の減収分は223億円であり,これを穴埋めすることができなかった。

 販売もやや不調。全体の販売台数は26万4000台で,前年同期の27万5000台を1万1000台下回った。国内,海外共に販売台数が減っている。国内では「フォレスター」や「インプレッサ」の販売台数が前年同期を上回ったものの,「レガシィ」や「R2」は前年同期よりも落とした。「2006年に軽自動車市場ではボリュームゾーンに相当するトール・ワゴンの新型車で巻き返しを図る」(同社代表取締役社長の竹中恭二氏)。海外では豪州が好調。通期に関しては,北米市場向けの新型車「B9 Tribeca」の効果も期待できるとしている。

 営業利益の増減分析は,増益要因として「試験研究費」の減少が62億円,「原価低減」が59億円,「諸経費等」の減少が51億円,「為替レート差」が2億円。減益要因として「売上構成差等」が155億円としている。試験研究費に関しては,前年同期に計上されていた「B9 Tribeca」の開発費が今期は計上されていないことが大きいという。IT活用などによる試験研究費の削減も進めている。

 2005年度通期では,売上高1兆4800億円(前年度は1兆4465億円),営業利益390億円(同420億円)を見込んでいる。営業利益は,2005年10月5日に発表した360億円から上方修正した。後述する人員削減を実施することで,コスト構造が改善されるためとしている。

 決算発表に伴い,同社は人員削減案も明らかにした。(1)富士重工業グループ全体で700人(全体の約5%に相当)を上限とし,希望退職者を募集する(2)現在関係会社に出向している約1100人の中から300人ほどを出向先企業に転籍させる---というもの。(1)に関しては,2006年3月末時点で45歳以上の管理者・一般従業員が対象。希望退職者には割増退職金の支給と,再就職支援会社を通じた転職支援を行う。「富士重工業の関係会社,および競合他社には転職しないというのが希望退職の条件」(竹中氏)。割増退職金に関しては,通期で約80億円の特別損失として計上する予定。(2)に関しては,出向者の中でも50歳以上または長期出向者が対象。「関係会社との賃金格差を考慮し,一定額の奨励金を支給する」(同社)。

 トヨタ自動車との資本提携に関しては,現時点で具体的に発表できる内容は一切ないという。「提携の効果が業績に現れ始めるのは,1〜2年後くらいと個人的には見ている」(竹中氏)。米General Motors社との資本提携解消に伴い,GMグループであるスウェーデンSaab社と共同で進めてきたクロスオーバー車の開発は中止となったため,この共同開発に投入していたリソースをトヨタ自動車との協業に回す。なお,この共同開発の中止による損失も通期で約56億円の特別損失として計上する予定。

高野 敦=日経ものづくり


トヨタ、富士重に新型車開発委託・既存車種の全面改良で

http://car.nikkei.co.jp/news/main/index.cfm?i=2005110811337c0

 トヨタ自動車は8日、資本提携した富士重工業に新型車の開発を委託する方針を固めた。2―3年後に発売するトヨタの既存車種の全面改良を委託する見通し。トヨタは事業の急拡大で人材の不足感が強まっており、独自のエンジン技術などを持つ富士重の開発力を活用する。トヨタは富士重の米工場での生産委託を決めており、両社の提携は開発面まで踏み込む。

 開発を委託する車種は今後詰めるが、富士重が得意なスポーツタイプの小型車が候補になりそう。富士重は水平対向エンジンや四輪駆動の独自技術を持ち、従来のトヨタ車とは違う発想の新型車になる可能性もある。開発した車はトヨタの工場で生産する見通しだ。

 富士重は2000人規模の開発人員を抱えるが、米ゼネラル・モーターズ(GM)との提携解消で新型車の共同開発を中止。その労働力を「トヨタとの提携で活用したい」(竹中恭二社長)考えで、開発委託は富士重と人材不足に悩むトヨタの双方にとって利点がある。

[11月9日/日本経済新聞 朝刊]


富士重、1000人規模の人員削減を発表・設立以来初

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051108AT1D0806008112005.html

富士重工業は8日、希望退職制度の導入を柱とする1000人規模の人員削減策を発表した。希望退職で700人、出向者の転籍で300人減らす。人員削減は1953年の同社設立以来初めて。同日発表した2005年9月中間期の連結決算は、国内販売の苦戦や米ゼネラル・モーターズ(GM)との提携解消に伴う損失が膨らみ、純利益が前年同期比4%減の79億円だった。

 希望退職は45歳以上(06年3月末時点)が対象で700人を上限に12月下旬から募集する。全従業員(単独ベース)の約5%に相当する。700人が応募した場合、年間70億円規模のコスト効果が出る。関係会社への出向者は現在約1100人おり、来年3月末にこのうちの300人を転籍させる。

 中間期の売上高は3%減の6671億円と、3期ぶりの減収。新型軽「R2」の苦戦や主力車種「レガシィ」の販売減により、国内売上台数は11万4000台と8%減った。いすゞ自動車などからの米受託生産がなくなり、海外は1%減の15万台となった。 (22:49)

富士重、初の人員削減・希望退職で700人

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051107AT1D0407706112005.html

 富士重工業は希望退職制度の導入による人員削減を決めた。来年3月末までに総従業員数(単独ベース)の5%に当たる700人規模の削減を見込む。同社は10月、米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下を離れ、トヨタ自動車と資本提携した。トヨタとの提携効果が表れるまでには時間がかかるとみて、まずコスト削減の徹底で再建を急ぐ。

 1953年の同社設立以来初の人員削減となる。希望退職の対象は45歳以上で、今月内にも募集を開始する。応募者には割増退職金を支払い、再就職先もあっせんする。700人が応じた場合、年50億円規模のコスト削減効果が見込める。 (07:00)

■関連記事
親会社同士の譲り合いっこで揺れるお子様の行き先について(アメブロ本店)
親会社同士の譲り合いっこで揺れるお子様の行き先について(当店)

■追加記事
富士重はどこへ行く
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?i=20051107aa002aa

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コメント
トラバありがとうございます。
個人的には富士重の企業イメージって、興銀出身者や日産出身者にあーだこーだされているイメージがありました(昔の話ですけど)。
昔、日産とくっついたときは「プリンス」繋がり、GMとくっついたときは「いすず」繋がりだろうと思ったのですが、「トヨタ」とはどういう繋がりだったのでしょうかね?
| 奇妙な青 | 2005/11/11 11:36 PM |
トラックバックありがとうございます。
トヨタとの提携によって、富士重工がこれからどう変わっていくのか。
安易な部品共有化などを進めて欲しくないと思いますが・・・
でも、合理化の面では強い結びつきを持っていくのでしょうね。
| Mario | 2005/11/12 1:45 AM |
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親会社同士の譲り合いっこで揺れるお子様の行き先について
 今回の件は、皆さん様々に語っているようで、実は私はあまり今回の件は関心がなかったことは事実である。聞いた時にも、ふーんとしか思わなかったことは事実であるし、もう一つのブログにTBやコメント頂き様々な人々が投稿している事実が分り関心の高さが理解できたの
| 九十九研究所@企業コレクション〜アメブロ本店 | 2005/11/10 8:47 AM |
凋落する親から勢いに乗る親に里子に出されたお子様のその後
 まあ今回の考察 はもうひとつのブログにTBを頂いた、=社説は語る=のko-bar-ber 氏 とヤガマニアと My -favorite things のyagamania1961氏 が7日付けでTBを頂いた時点ですぐに考察を書いた次第である。  今回の考察が9日付けとなっているのはストックして
| 九十九研究所@企業コレクション〜アメブロ本店 | 2005/11/10 8:48 AM |
富士重工業が人員削減
富士重、初の人員削減・希望退職で700人(日本経済新聞社) 富士重工業、800人
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| ヤガマニアとMy-favoritethings | 2005/11/23 1:04 AM |
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